あれから13年~防災意識を高める~
東日本大震災から13年目を迎える日に合わせ、避難訓練の総まとめを実施しました。連日報道されている、能登半島地震の影響もあってか、子どもたちの注目度も高く、真剣な眼差しで参加していました。地震・火災時の正しい行動を理解している子も多く、防災意識の高まりが感じられました。食育教室では、栄養士から園の備蓄品であるアルファ米のお話がありました。「命の大切さや重みを感じる心」を育み、「自分の命は自分で守る」という意識が持てるようにと願い、今後も訓練を重ねていきます。
命を守る3つのポーズを確認しました。
サルのポーズは、机の下にもぐって頭を守りながら、机の脚をしっかり持つポーズです。
ダンゴムシのポーズは、地震で近くに机がないときに行う、首と頭を守るポーズです。
アライグマのポーズは、火事のときに姿勢を低くして、口と鼻をおさえるポーズです。
自分達の住んでいる場所と、13年前に大地震が起きた場所を確認しながら、津波の恐ろしさについて触れました。
13年前の震災により犠牲となられた全ての方々に対し哀悼の意を表すべく、午後2時46分に子どもたちなりに30秒間の黙祷を捧げ、ご冥福をお祈りしました。